令和2年度第59回八重山中学校新人総合体育大会サッカー競技大会に合わせて、それぞれの試合を担当する審判員に対して、審判講習会を実施いたしましたので、報告いたします。
主管されました八重山地区中学校体育連盟サッカー専門部の全面協力のもと、新型コロナウイルス感染拡大に注意し、1回戦2試合、3位決定戦、決勝戦と割り当てされました審判員に対して、審判講習会を実施いたしました。ユース審判員の育成も図る目的もあるため、中学校3年生と高校生にアシスタントレフリーを務めてもらい、気になるところを指導しながら、講習会を実施しました。
アシスタントレフリーに対しては、気を付けてほしい基本的なことを試合を担当する前に伝えて実施してもらいました。主審に対しては、今日の自身の課題の確認と今審判員に求められる動きについても要求し取り組んでもらいました。また、今回はクーリングブレイクの時間が前後半共にちょうど真ん中ぐらいにとるため、その都度気になるところを伝えて、審判員も改善を図ってもらいました。
アシスタントレフリーに求める基本的な事項
・フィールドに正対したら基本的にはフラッグは左手で持つ。
・フィールドに面した手で振らずに走る。
・ゴールラインまでしっかり追いかけて判定する。
・オフサイドラインをしっかりキープする。
主審に求められる動きについて
・ボールの奪い合いの発生する争点への距離と角度
・得点時の審判員のポジショニング(ペナルティエリアの中まで)
・一貫した判定基準
・副審と協力して違反を未然に防ぐコントロール(コミュニケーション)
担当してもらった審判員がそれぞれで課題をもって、意欲的に審判をしていただいたので、とても充実した講習会とすることができました。ご協力いただいた審判員の皆様はご協力ありがとうございました。また、全面的に協力いただきました主管された八重山地区中学校体育連盟サッカー専門部のみなさまもご理解ご協力大変ありがとうございました。