令和5年度八重山地区高等学校総合体育大会サッカー競技に合わせて、試合を担当する審判員に対して、審判講習会を実施いたしましたので、報告いたします。

主管されました八重山地区高等学校体育連盟サッカー専門部の協力のもと、1試合のみとなりましたが、割り当てされました審判団(主審・副審2名)に対して、審判講習会を実施いたしました。3級昇級を目指している審判員の指導であったため、最初の打合せ事項から、振り返りまでの中において、気になるところを確認を行いながら、講習会を実施しました。

主審に対しては、ボールの奪い合いのある争点の追い方や、アシスタントサイドにボールがあるときの動きについて確認を行いました。判定に自信をもって、かつ、いいポジションで見れていて、ペナルティーエリアへの進入時も近くで見れていて、とてもいい審判だったと思いました。

アシスタントレフリーに対しては、オフサイドのタイミングについて早かったり、遅かったりした場面があったため、確認をしながらどのタイミングでフラッグアップしたらいいのか振り返りを行いました。また、久しぶりの副審とのことで、基本的なことを忘れているみたいでしたので、大きな判定ミスにはつながらなかったけれど、気を付けて欲しい基本的なことお伝えしました。

審判団を務めたレフリーの皆さん

事後になりましたが、指導されているスタッフのみなさん、及び選手にも1問10点で100点満点の競技規則テストを自身の競技規則の理解度を図る目的で実施したところ、下記のようなグラフ結果となりました。当たり前といえば当たり前ですが、有資格者のほうがやはり競技規則をしっかりと理解している傾向があると思うため、是非とも正しい競技規則の知識を持ち、審判員に対する理解も深まるように、是非とも資格取得をしてもらいたいと思います。